2016.1.1
DIY工事スタートに向けての準備いろいろ
はじめまして。アンドアーキテクツという建築設計事務所をやっている竹山といいます。
さて、学生とつくるモデルルーム”DIYROOM PROJECT”ということで、工事スタートに向けて、いろいろと準備を進めています。
対象物件である12階建ての建物は、タイプAとタイプBの2種類の部屋が左右対称に1フロア4戸並ぶ構成になっています。そして、今回モデルルームとして改修するのは2階のタイプAのお部屋。
このプロジェクトに協力してくれているのは、静岡文化芸術大学の学生が8人。
全員が生産造形学科といって、グラフィックやプロダクトを専門に勉強している学生たちです。特に意図したわけではないのですが、空間や建築を専門に学んでいる学生ではなく、専門分野外の学生が集まってくれたのは、「DIY初心者でも入居しやすい」というイメージの実践として、よかったかなと思います。
まずは現地にて現状確認。これが去年の11月末頃。
次に協力してくれる学生たちからアイデア出し。8人もいると、計画の対象を部屋全体と捉えると案がまとまりにくかったので、対象を小さくして、部分単位で考えたアイデアをたくさん出してもらい、全体のバランスを考えながらそのアイデアたちをどこに使おうか考えるという流れで進んでいきました。
アイデアが出にくいときは、ホームセンターで資材を下見しながら考えたり。
浜松の素敵なシェアハウス【幕の内ハウス】を見学させてもらって刺激を受けたり。
まだまだアイデアベースで、実際どうやってつくるのか不明確なところが多いけど、まあそのへんは作りながら考えようということで、どうにかこうにか着工できそうです。年末、現場の壁に図面や工程表を貼付けて気分を盛り上げていました。
1月5日から、現場に資材搬入、解体と進めて、2月中旬の完成を目指します。
今後も現場の状況を随時アップしていきますので、気にして見ていただけるとうれしいです。そして、状況を見て「おいおい大丈夫か?」と思ったら、手伝いに来てください。よろしくお願いします。